「楽天マガジン」は1,000誌以上の雑誌が読み放題となるサブスクで、月額418円から利用できます。31日間の無料お試し期間があるのでまずはお試ししてみるのがおすすめ。
筆者も31日間のお試し期間を堪能したので、「お試し登録の前に、もうちょっと事前情報を集めたい」という方はこのレビューを参考にしてみてください。
【結論】楽天マガジンをおすすめしたい人
まずは結論から言うと、以下のような人には楽天マガジンをおすすめしたいです。
- とりあえず雑誌読み放題を試してみたい人
- 月に1冊以上雑誌を読む人
- 男女どちらにもおすすめ
- 電車、新幹線、飛行機などで移動する時間が長い人
- タブレットを持っている人(スマホでも問題ありません)
どんな雑誌が登録されているか気になる方は、実際に楽天マガジン内で探してみましょう。未登録の状態でも読み放題対象の雑誌を確認できます。
週刊誌、ファッション雑誌、アニメ雑誌、スポーツ雑誌、芸能雑誌、パチンコ雑誌などかなり幅広いジャンルの雑誌が登録されているので、好きな雑誌が見つかるでしょう。
とりあえず雑誌読み放題を試してみたい人
楽天マガジンは31日間のお試し期間があるので、気軽に登録することができます。
もし気に入らなければ無料期間の終了にあわせて退会すればいいので、「まずはどんなサービスか試してみたい」という人は実際に使ってみるのがおすすめです。
月に1冊以上雑誌を読む人
楽天マガジンは月額418円(税込み)、または年額3,960円(税込み)の2つのプランがあります。年額プランは1か月あたり300円で利用できる計算です。
安いイメージのある「FRIDAY(フライデー)」や「FLASH(フラッシュ)」などの週刊誌ですら紙で購入すると1冊500円以上になるります。
1週間に1冊ずつ購入すると1か月約2,000円に……。楽天マガジンなら1冊分の値段でもっとたくさんの雑誌を読むことができるのでお得です。
男女どちらにもおすすめ
楽天マガジンは男性向け・女性向けどちらの雑誌も充実しています。タイトル例をまとめるので参考にしてみてください。
男性向け雑誌 | 女性向け雑誌 |
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このように男女それぞれファッション、美容、ライフスタイル、週刊誌など幅広い雑誌がそろっています。
週刊誌であれば毎週更新されるうえ、バックナンバーも読めるので、なかなか飽きが来ないでしょう。
電車、新幹線、飛行機などで移動する時間が長い人
楽天マガジンは読み切れないほどたくさんの雑誌が読み放題なので、電車や新幹線、飛行機などでの移動時間が長い人にもおすすめです。
NetflixやYouTubeなどの動画サービスだとイヤホンを忘れたときに視聴が難しくなりますが、雑誌ならその心配もありません。
また楽天マガジンには旅行ガイド雑誌やグルメ雑誌もあるので、旅先での予定を立てるのにもピッタリ。
旅・グルメ雑誌 |
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これから行く予定の都道府県名や国名で検索すれば、該当する雑誌がすぐに見つかります。
タブレットを持っている人
雑誌の文字をスマホサイズで表示するとどうしても文字が小さくなり、読みにくくなってしまいます。
タブレットであれば雑誌と同じくらいの大きさなので、雑誌の文字も読みにくくありません。
スマホでも拡大表示を利用することで問題なく読めるのですが、タブレットを持っている人であればより楽天マガジンを楽しめるでしょう。
ただし見開きのグラビアページなどを1画面で表示したい場合、タブレットでも少し物足りなく感じてしまうかもしれません。
楽天マガジンを使ってみて良かったところをレビュー
楽天マガジンで実際に雑誌を読んでみて、良かったところをレビューしていきます。
- バックナンバーも含めると読める雑誌数がすごい
- アプリ内検索がすごい
- 快適な操作画面(UI)
おもに上記の内容が筆者が良いと思ったポイントです。
バックナンバーも含めると読める雑誌数がすごい
楽天マガジンではそもそも1,000誌以上が読めますが、過去に発刊されたバックナンバーも読めるところがすごいと感じました。
雑誌によってどのくらい遡れるかは違いますが、好きなモデルや芸能人が掲載されていた回や、じっくり読みたい特集も読み返すことができます。
人気のファッション誌はバックナンバーが2~3冊の雑誌も多いのですが、なかには半年~1年以上ものバックナンバーを読める雑誌も。
「コレクションしたい」「ずっと所有していたい」という場合でなければ、基本的には大満足の品ぞろえと言えるでしょう。
アプリ内検索がすごい
楽天マガジンのアプリ内で検索できるのは、雑誌タイトルだけではありません。記事内で使用されているテキストも探すことができます。
たとえば上画像では人気モデルの「髙橋ひかる」を検索してみました。
上から3つは「Ray」の特集ですが、次に「FLASH」のグラビアページが引っ掛かります。このように雑誌の垣根を越えて検索できるのはすごいと感じました。
好きなタレント・芸能人が何月号に出ていたか、わざわざ調べなくてもすぐに見つけることができます。
一方で検索精度はまだ改善できるところがあるという印象も受けます。こちらの画像では「高橋ひかる」と検索してみました。
正式な表記は「髙」(はしごだか)なのですが、常用漢字の「高」を使うと検索結果が変わってしまいます。
将来的にこれらの類似結果も高い精度で表示されるようになれば、もっと使いやすいだろうなと感じました。
快適な操作画面(UI)
楽天マガジンの操作画面(UI)は、おもに以下のような点で快適だと感じました。
- 目次検索ができる
- プレビューが表示されるので読みたいページを探しやすい
- 気に入ったページをマークする“ふせん”機能がある
ほかのブックアプリでも出来るような目次検索や“ふせん”機能はもちろんあります。“ふせん”を付けた雑誌はマイページからすぐに見ることが可能です。
また画面中央をタップすると下部にプレビュー画面が出るので、読みたいページが視覚的に分かり、すぐに移動することができます。
たとえばKindle Unlimitedだと、目次検索などの機能はありますが、プレビュー表示がないのでひと目で読みたいページが分かりにくいのです。
こういった点で楽天マガジンの使いやすさは及第点以上だと考えています。
ただ個人的には最後のページを読み終わったときに、「次におすすめの雑誌」を表示させるなど、もっと快適になりそうな点はあるので今後に期待です。
その他メリットまとめ
このほかにも以下のような点が楽天マガジンのメリットとされています。
- 月額料金が安い
- 楽天ポイントがもらえる
- ダウンロードした雑誌をオフラインで読める
- 1アカウントにつき最大7台まで端末を登録できる
楽天会員であれば、楽天マガジンの利用料金100円につき1ポイント貯まるのでお得です。
また年額プランに申し込んだときにキャンペーンにエントリーすると、楽天スーパーポイントが1,000ポイント受け取れます。
雑誌をダウンロードしてオフラインで読めるので、外出先でのデータ使用量を気にせずに使えることもメリット。
そして1アカウントにつきスマホ・タブレットは5台まで、パソコンは2台まで使用できるので、家族で共有することもできます。
楽天マガジンを使ってみて悪かったところをレビュー
ここまで楽天マガジンのメリットに焦点を当ててきましたが、ここからはデメリット・悪いところも紹介していきます。
モザイクがかかる雑誌・記事内容がある
楽天マガジンで読める雑誌の一部は、モザイクがかかったり、紙媒体とは掲載内容が異なったりする場合があります。
- 一部の広告ページ
- 一部の連載記事
- 一部のタレント写真(ジャニーズなど)
- グラビア・ヌード写真
たとえば表紙にジャニーズなどが抜擢されているときは、塗りつぶされていることがあります。
ただどんな人・どんな雑誌が対象になっているかは曖昧で、筆者が確認した雑誌だと山田涼介(Hey! Say! JUMP)の写真は問題なく表示されていました。
また女性アイドルやグラビアアイドルの露出が激しいページでは、部分的にモザイクがかけられています。
Kindle UnlimitedでもFRIDAYなどの雑誌を読むことができますが、そちらはヌードやグラビアページもモザイクなしで読むことができるので、楽天マガジンだとモザイクがかかってしまう点は少し残念です。
スマホだと文字が小さくなってしまう
一般的な雑誌のサイズはA4サイズ(横210mm×縦297mm)です。
一方でスマホは横70~80mm、縦140~160mmなので雑誌の約半分以下のサイズ。
そのため楽天マガジンをスマホで使う場合は、少し文字が小さくなって読みにくい可能性があります。
拡大表示をしても解像度が高い状態で読むことはできますが、少しわずらわしいのがデメリットです。
勝手にダウンロードされてしまうので注意が必要
楽天マガジンで読みたい雑誌を開くと、自動でダウンロードが進行してしまいます。
1冊につき100~200MBほどの容量が必要となるため、いつの間にかストレージがパンパンになってしまう可能性があるので注意が必要です。
設定画面には「お気に入り雑誌を自動ダウンロードする」という項目がありましたが、こちらは別機能であり、どうやら開いた雑誌のダウンロードを止める方法は現状なさそうでした。
マイページから「ダウンロード済み」のタブを選ぶと削除はできましたが、いちいち自分で対処しなくてはいけないのはデメリットだと感じました。
ほかの読み放題サービスと比較してみた
最後に、筆者が日常的に使っている「Kindle Unlimited」と「U-NEXT」を例に挙げて、楽天マガジンと比較してみます。
楽天マガジン以外の選択肢としても考えてみてください。
Kindle Unlimitedと比較
Amazonが提供している「Kindle Unlimited」は、月額980円で約200万冊以上の書籍が読み放題となるサブスクです。
簡単に楽天マガジンと比較した内容をまとめます。
楽天マガジン | Kindle Unlimited |
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上記のなかで特筆すべきポイントは、Kindle Unlimitedでは雑誌だけでなく小説や実用書、漫画、写真集など幅広いジャンルが読み放題になることです。
Kindle Unlimitedでは以下のような雑誌が読み放題になります。
Kindle Unlimitedで読める雑誌 |
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など |
上記は一部で、実際にはもっとたくさんの雑誌が読み放題の対象となっています。このようにKindle Unlimitedは雑誌読み放題サービスとしても引けを取らないのです。
そのため「雑誌も読みたいけれど、小説や実用書を読むのも好き」という方はKindle Unlimitedのほうが向いているかもしれません。
U-NEXTと比較
U-NEXTは映画やアニメ、ドラマなどの動画見放題サービスとして有名ですが、実は雑誌読み放題も付属しています。
楽天マガジン | U-NEXT |
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上記を見てわかるとおり、機能や使いやすさの面ではほとんど差がありません。
ただし楽天マガジンではバックナンバーが読めますが、U-NEXTだと配信中の最新号しか読むことができないという点が大きく異なります。
U-NEXTでは以下のような雑誌が読み放題です。
U-NEXTで読める雑誌 |
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など |
160誌程度と雑誌数はそこまで多くありませんが、かなりメジャーな雑誌をおさえているラインナップではないでしょうか。
また映画やアニメと親和性の高い雑誌も多いので、エンタメ系のコンテンツが好きな方は動画も雑誌も楽しめる内容になっています。
このほかU-NEXTではポイントを利用して漫画や小説を購入することも可能です。毎月1,200ポイントが付与されるので、600円以内の冊子であれば2冊以上購入することができます。
まとめ
この記事では、楽天マガジンを31日間無料で試してみて感じたメリット・デメリットについて解説しました。
月額がとにかく安いうえに雑誌数は充実していて使いやすく、とても良いサブスクだなと感じたのが正直な感想です。
ただ筆者の場合はKindle UnlimitedやU-NEXTにも加入しているため、残念ながらそこまでの必要性は感じず、無料期間の終了に合わせて退会しました。
「百聞は一見にしかず」ですので、気になった方はぜひ無料お試し登録してみてはいかがでしょうか。